巨人・大勢がキャンプ離脱第1号の大誤算…「守護神」代役候補はやはり菅野智之か

公開日: 更新日:

オフの巨人はリリーフ強化に血道

 阿部監督はスポーツ報知の新春インタビューで「大勢が開幕して失敗が続いたら九回は西舘勇陽(21=中大)になっているかもしれない。大学1、2年の時はリリーフ。できる要素はある。菅野智之(34)の抑えの可能性もゼロじゃない」と構想を明かしていた。

 巨人はこのオフ、課題のリリーフ強化に血道を上げた。中継ぎの適性と実績のある投手をトレードや海外から集め、陣容は整ったが、抑えはチームの生命線だ。

「キャンプイン早々、阿部監督は『西舘を先発で使う』と明言したばかり。これも大勢に九回を任せられることが前提だったはずですが、すぐに前言撤回というわけにはいかないでしょう。私も中大の元監督として西舘をエースに育ててほしいと思う。現段階で抑えの適任者は菅野でしょう。抜群の制球力と三振を奪える変化球がある。長いイニングを投げる先発は厳しくても、1イニングのリリーフならまだ戦える。何より、最終回の重圧に耐えられるキャリアの持ち主ですから」(前出の高橋氏)

 新生阿部巨人に早くも暗雲が立ち込めてきた。

  ◇  ◇  ◇

日刊ゲンダイは以前から菅野の守護神転向プランについて報じてきた。
●関連記事【もっと読む】…では、菅野の抑えとしての適性やその根拠について詳しく読むことができる。

ただ、そんな菅野には首脳陣を苛立たせる「悪癖」がある。それらについて触れた、
●関連記事【さらに読む】…も合わせて必読だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状