ソシエダ久保建英 ベンチにいても際立った資産価値…CLの5日パリ・サンジェルマン戦に備えて温存か

公開日: 更新日:

 アジア杯から公式戦6試合連続で先発出場を続けていたスペイン1部レアル・ソシエダ所属の日本代表FW久保建英(22)が、2日のセビリアとのアウェー戦はベンチウオーマー。同じ主軸組のMFオヤルサバル、MFメリノ、DFノルマンもベンチを温めた。

 5日にホームで行われる強豪パリSGとのCLラウンド16の第2戦を見据えて温存されたのだが、飛車角抜きのソシエダは常にリードを許す苦しい展開。2-3の敗戦を喫し、直近6試合で5敗目となってリーグ戦順位は7位にダウンした。来季のCL出場圏内(上位4チーム)はもちろんのこと、EL(5位)とECL(6位)も出場圏外に甘んじている。

 地元の有力メディアは「パリSG戦のことを考え過ぎて補欠だらけのソシエダには憂鬱な結果となった」とアルグアシル監督の選手起用に疑問符を付けた。

 確かに地元のパリSG戦に備え主力のコンディションを万全にしたいのも分かる。しかし第1戦を0-2で落としているソシエダが勝ち上がるには3-0の勝利が必要。同戦で可能性の低い大差勝ちを狙うため来季のEL出場につながるリーグ戦をないがしろにしている場合ではない。「ソシエダには<久保をオフに高値で売る>という思惑がある」と某サッカー関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗