センバツから低反発バット導入で“旧基準”の在庫はどうする? 各メーカーを直撃して分かった意外な販路

公開日: 更新日:

 18日に開幕する春のセンバツ甲子園。今大会からは、新基準の低反発バットが導入される。鋭い打球による投手の事故が相次いだことから、従来の「当たると飛ぶ」とされる金属バットを見直すこととなった。

 新基準バットは従来と比べ、最大直径を67ミリ未満から64ミリ未満と細くし、打球部を3ミリから4ミリ以上の厚さにすることで反発性能を抑えた。高校野球の「打高投低」傾向を是正し、投手の負担を軽減する狙いもある。

 新基準採用に伴い、高校球児も新基準バットへの買い替えを余儀なくされることとなったが、気になるのが旧基準バットの在庫だ。売れ残って大量の在庫を抱えるようなことにならないか。各メーカーを直撃してみた。

 野球用品メーカーのザナックスの広報担当者はこう話す。

「私達みたいな大きくないメーカーはそもそも生産数が多くないので、そこまで多くの在庫を抱えてはいません。規模の大きいメーカーさんの方は、ひょっとしたら多くの在庫を抱えていて大変かもしれませんね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」