DeNAに渦巻く筒香復帰待望論…「せいぜい年俸2億~3億円」で問われるフロントの本気度

公開日: 更新日:

<今の横浜に筒香選手不要って意見もあるけど私は戻ってきて欲しい>

 ネット上ではDeNAファンとおぼしきコメントが多くの支持を得ている。

 日本球界復帰が確実視される前・米ジャイアンツ筒香嘉智(32)について、8日付のスポニチは、「巨人獲得決定的」としたうえで、「(DeNAとの)交渉は既に終わり、復帰には至らない方向となった」と報じた。

「DeNAは2019年オフにポスティングでメジャーに送り出して以降、筒香復帰を熱望してきた。優勝を争う宿敵に奪われようものなら、ファンの反発は避けられないでしょう」と、球団OBはこう続ける。

「一昔前なら条件面で巨人に太刀打ちできなかったかもしれないが、今のDeNAは超人気球団。昨季の観客動員は、12球団中4位の約228万人を記録した。資金力は昔とは大違い。ましてチームは昨季3位に入り、1998年以来のリーグ優勝への機運は高まる一方です。筒香は腰などに古傷を抱えており、全試合出場は難しいとみられるが、左翼の佐野、一塁のオースティンらとの併用は可能。筒香の復帰がチームのプラスになると考えているファンは少なくない」

 筒香の契約条件にしても、せいぜい年2億~3億円程度とみられており、DeNAが手を出せない金額ではない。

 9日、三浦大輔監督(50)は「祈るしかないです」と話したが、フロントの本気度が問われそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景