巨人・岡本和真が“大バッシング”から復調気配 2試合連続弾は阿部監督の我慢の結果

公開日: 更新日:

 その権藤氏のベイスターズ監督時代、当時5番を打っていた駒田徳広が絶不調に陥った。見かねた打撃コーチが「ひどい状態です。打順を下げましょう」と進言してきたが、首を振ってこう返している。

「それだけは絶対にやらない。下げるのはなし。打順を替えたいというのなら、打順を上げる。駒田4番、それならいい。打順を下げるくらいだったら、二軍に落としてリフレッシュさせる」

 岡本は昨季、自己最多の41本塁打を放って3度目のホームラン王を獲得した不動の主砲で攻撃陣の大黒柱。単なる調子の良し悪しで判断されるレベルの打者ではなく、手をつければチーム内に与える影響は小さくない。復調気配を感じさせる4番の2試合連続本塁打、阿部監督の我慢の結果とも言えそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 岡本や丸はともかく、巨人の打線の低迷ぶりの原因について、「選手が委縮しているというか、ファーストストライクから積極的に打ちにいけない雰囲気がある」とは球団OB。いったい誰がその雰囲気を醸成しているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その元凶と言われている人物について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白