著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

五輪ゴルフは「混合団体戦」だけでいい…長すぎる競技時間、伝わりにくい熱気の解決案

公開日: 更新日:

 五輪のゴルフは個人戦はやめて、混合の団体戦だけにすればいい。例えば、男女各2人の1国4人編成でチームを組み、ライダーカップのように初日「フォアサム」(1つのボールを交互に打つ)、2日目「フォアボール」(1国男女2人どちらかのいい方のスコアを採用)、3日目「シングルスマッチ」(1対1の対決)のようにすれば、男女スター選手のチームプレーや、作戦、技術が見られて競技はがぜん面白くなる。

 今年を例に当てはめれば男子は、米メジャー1勝の松山英樹と昨年の国内ツアー賞金王の中島啓太。女子は今年の全米女子オープン優勝の笹生優花と、先の全米女子プロ2位タイの山下美夢有という豪華メンバー。米国は世界ランク15位以内で男子4人、女子3人が代表になったが、男子のS・シェフラー、X・シャウフェレ、女子のN・コルダ、L・ブはメジャータイトルホルダー。その米国チームと激突し、日本が金メダル獲得ともなれば新たなブームが巻き起こるはずだ。

 五輪は夢の祭典だ。ゴルフの「混合チーム戦」は、これまでとは違う熱気あふれる戦いになるに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択