渋野日向子はコロコロと替え、古江と山下は父親、西村と勝は不在…女子プロに専属コーチはいる?いらない?

公開日: 更新日:

 エビアン選手権(エビアン・リゾートGC(6523ヤード・パー71)第2日。前日、首位に1打差6アンダーと好スタートを切った古江彩佳(24)がこの日もスコアを大きく伸ばし、13番ホールまで消化し、通算12アンダーで首位に立っている。試合は悪天で中断し、その後順延が決まった。

 その古江とある共通点があるのが、6月の全米女子プロで優勝を争い2位となり、今大会も通算イーブンパー暫定54位につけている山下美夢有(22)だ。この2人が指導を受けているのはプロコーチではなく父親だ。

 ツアー関係者が言う。

「山下のスイングは父と一緒に作り上げたもの。父は山下のスイングのズレなどをみつけ、修正できる。山下も絶対の信頼をおき、今のところプロコーチにつく考えはないようです。古江も独学でスイングを学んだ父がコーチ。古江自身が(日本ゴルフ協会の)ナショナルチーム(NT)で学んだ経験も大きいですが、今はスイングをチェックできる機器が色々あるし、映像のやり取りもできる。自分でスイング理論がわかっていれば1人でもできることはある。NTで同期だった西村優菜(23・通算4アンダー暫定25位.9ホール消化)もスイングコーチはいません。この2人は、自分で考える能力が非常に高く、今の女子プロ界では賢いプレーヤーの代表格です。NTのメンバーだった勝みなみ(26・通算イーブンパー)もフィジカルコーチはいるが、特定のスイングコーチにはついていません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々