ロッテがサイ・ヤング賞左腕獲得&朗希も一軍復帰…「史上最大の下克上」アゲインなるか

公開日: 更新日:

 パ・リーグ2位のロッテに「2人の投手」が加わることになる。

 一人は2015年に20勝8敗でサイ・ヤング賞と最多勝に輝いたダラス・カイケル(36)。昨30日、球団が獲得を発表した。

 今季はブルワーズで4試合に先発して勝ち負けなし。防御率5.40で今月14日に戦力外通告を受けた。メジャー通算13シーズンで103勝92敗、防御率4.04。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「高低をうまく使う技巧派左腕。直球の平均球速は140キロちょっとですが、カットボール、チェンジアップ、スライダーなどの変化球を低めに集められるから、かつては被本塁打が少なかった。サイ・ヤング賞を取った15年頃の力はなくても、強い風が吹く本拠地のマリンスタジマムでは、得意の変化球が不規則に曲がる可能性があります。風を味方につけられれば、カイケルに合う球場ではないでしょうか」

 もう一人は右上肢のコンディション不良で離脱していた佐々木朗希(22)。この日、西武戦前の練習に合流。ブルペンで約20球の投球練習を行い、吉井監督と会話する場面も見られた。8月1日の西武戦で復帰する見込みだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも