朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

公開日: 更新日:

 右腕のコンディション不良による登録抹消から1カ月近くたつのに、いまだ戦列に復帰していないのが佐々木朗希(22=ロッテ)だ。

 今季は開幕から、ストレートの平均球速が160キロに迫っていた昨季とは別人のような投球が続いていた。4月30日のオリックス戦までの5試合で、球速が160キロを超えたのは4月23日のソフトバンク戦だけ。あとの4試合は、いずれも球速が160キロに満たなかった。「あえて出力を落とすことで故障を未然に防ぎ、万全の状態で今オフ、海を渡るつもりなのでしょう」と、ア・リーグのスカウトはみていたが、どうやら真相は違うようだ。

■ブルペンでクビをひねって…

「実際は速い球を投げたくても投げられなかったのですよ」と、ロッテOBはこう続ける。

「正確に言えば、キャンプからずっとストレートの調子が悪かったのです。ブルペンでも球が走らず、本人は『トレーニングが合わないのかなぁ』などとクビをひねっていたそうですからね。朗希は複数の場所でトレーニングを積んでいるそうで、その影響なのかどうか……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?