著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

大谷ファンの審判は数多い あいさつ欠かさず、塁上での談笑や握手で懐柔されている

公開日: 更新日:

 若手のラモン・デヘスース審判も熱烈なファンで、大谷がブレークした2021年から塁上で言葉を交わす光景が見られるようになった。同審判がWBCの予選B組(東京ラウンド)で審判を務めたことでさらに親しくなったようだ。今年3月、オープン戦の開始前にグラウンドで大谷とその日の審判団がすれ違った時、デヘスース審判がいることに気付くと、自分から近付いてグータッチを交わしている。

 これまで投手大谷が先発した試合でデヘスース審判は2度球審を務めているが、大谷に対しては、判定も甘めになるため大谷は2試合とも好投を見せ、防御率は0.64という目を見張る数字だった。

 大谷ファンの審判はコーチに邪魔されずに話せる二塁の塁審を務めることに大きな喜びを感じているようだが、中にはできるだけ長く話したがる者もいる。

 若手のコーリー・ブレイザー審判は、投手交代の間を利用して大谷に近づいて長々と話し込んだことが少なくとも2度ある。大谷の方も満面に笑みを浮かべて楽しそうに話していたので、相手が乗ってくるような面白ネタを用意して話しかけたとしか思えない。

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