白熊優太は後輩・大の里を支えるスイーツ名人…中学時代から相撲留学、両親には敬語

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白熊優太(25歳・二所ノ関部屋・前頭16枚目)

 ほんわかした見た目と口調。いかにも童話などに出てくる「くまさん」を彷彿させるが、しこ名は「北海の白熊」とあだ名された元大関・北天佑が由来だ。

 弟弟子の大の里とは、中学から日体大まで同じ時間を過ごした1年先輩。一門の親方が言う。

「大の里の日々の稽古相手はもちろん、悩み事や雑談の相手も務めており、場所中は取組後にいつも一緒に食事をする間柄。大の里にとって精神的支柱で、二所ノ関部屋に入門したのも白熊の存在が大きい。もっとも白熊は、元部屋付きで今年6月に独立した中村親方(元関脇・嘉風)の内弟子。にもかかわらず、独立について行かずに残留したことで相当揉めたようです。白熊にとっても、良き弟分の大の里の存在は大きいのでしょう」

 中学時代に福島県から新潟県に相撲留学し、家族と過ごした時間が短かった白熊。そのせいか、実家に帰った時は両親に敬語で接しているという。

 一方、寮生活が長かったこともあり、料理がうまく、大の里が「これを作って」とリクエストを出すこともある。中でもスイーツ作りはお手の物。最も得意としているのはアップルパイという。

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