英プレミア “終了間際出場”コンビ 日本代表MF遠藤航と鎌田大地「年明け1月放出」へ待ったなし

公開日: 更新日:

 英プレミア(1部)所属のリバプールで事実上の戦力外となっている日本代表MFの遠藤航(31)に今季2度目の先発機会が巡ってきた。

 日本時間31日午前4時30分キックオフのカラバオ杯4回戦・ブライトン戦のスタメンに名を連ね、後半20分までプレーして3-2の勝利と8強入りに貢献したのである。

 遠藤は主戦場のボランチ(守備的MF)の位置に入り、守っては持ち味のデュエル(1対1など球際での激しい攻防)の強さを発揮しつつ、前線への効果的なパスで攻撃を活性化。日本代表の主将を務める男が「昨季レギュラーとして英プレミア29試合出場」の貫禄を示した。

 ただし、これで遠藤のチーム内の序列が上がった――とは言えない。

 今季開幕前、オランダ人のスロット新監督体制になると遠藤はレギュラーの座をはく奪された。オランダ代表MFフラーフェンベルフ(22)とアルゼンチン代表MFマカリステル(25)の正ボランチコンビに加え、今季好調のMFジョーンズ(23)の後塵を拝して「4番手ボランチ」まで立ち位置が下落した。

「さらに、リバプールの地元サイトが『年明け1月の<冬の移籍期間>にスロット監督が新たなボランチを獲得する』と報じている。戦力外の遠藤は、1月の放出が既定路線と言われている」(サッカー関係者)

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