巨人はFA宣言一番乗りソフトB石川柊太に「4年18億円」か…熾烈な争奪戦に“絶対負けられない”球団事情

公開日: 更新日:

 FA宣言一番乗りだ。

 ソフトバンク石川柊太(32)が8日、今季取得した国内FA権を行使すると表明した。みずほペイペイドームで申請書類を球団に提出。「自分が野球界でどういう評価をされているのかを見てみたいというのが一番。選択肢が広がるっていうところに価値はあると思うので、使用させていただく気持ちになった。一番はうちに来てほしいというのが伝わってくるか」と明かした。ソフトバンクには宣言残留も認められている。現状で残留か移籍かは「五分五分」と言う。

 今季年俸は1億2000万円。それでも高給取りが揃うソフトバンクでは人的、金銭ともに補償不要のCランクと見られ、他球団との争奪戦は必至である。東京・品川出身。「在京志向」とも伝えられる中、手ぐすねを引くのは地元・巨人である。さる巨人OBがこう言った。

「調査を進めるソフトバンク・甲斐、阪神・大山、DeNA・佐野などから打者2人、Cランクはカウントされないため、石川を含めてFAで3人補強できればベストだが、『宣言する野手は1人か2人いるかどうか』との見通しがある。それだけに石川は確実に獲得しておきたい。メジャー挑戦を表明している今季15勝3敗の菅野の穴は大きいですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」