悲願の初優勝 2代目琴桜の覚醒要因...来場所は豊昇龍との「ダブル綱とり」へ

公開日: 更新日:

 来年1月は綱とり場所となる。果たして祖父と同じ地位を勝ち取れるのか。

「相撲そのものについては言うことはない。あとは今場所の精神力をキープし、今後も発揮できるかどうか。もっとも、これまでがこれまでですからね。綱とりの重圧の中で攻めの姿勢を貫けるのか懐疑的に見る親方衆は少なくありません」(前出の親方)

 八角理事長(元横綱北勝海)は「今場所は受け身ではなく攻めていた」と話し、高田川審判部長(元関脇安芸乃島)も「今場所は強い気持ちで前に出ていた」と話した。裏を返せば、気迫に欠ける精神的なモロさがあるということだ。

 ちなみに来場所は豊昇龍との「ダブル綱とり」も話題になっており、高田川審判部長も「豊昇龍は来場所の相撲次第」と話した。

 横綱ダブル昇進となれば、70年の北の富士、玉乃島(玉の海)以来の快挙。チャンスを逃さず、ものにできるか。

  ◇  ◇  ◇

 大相撲と言えば、先場所限りで引退した貴景勝は、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会・八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束