佐々木朗希は常にマイナー降格と隣合わせの崖っぷち…実績十分の先発陣ゴロゴロで代わりはいくらでもいる

公開日: 更新日:

 ドジャース佐々木朗希(23)が、大リーグ(MLB)公式サイト、スポーツ専門局ESPNで今季の若手有望株ランキングで1位に評価された。

「160キロを超える速球とスプリットは若手の中で最も優れた球種になるだろう。ドジャースの本物のエースになる可能性がある」

 MLB公式サイトが、こう評したように持っている能力は確かにケタ違い。中でもスプリットの質はメジャー平均を大きく上回っているうえに、飛び抜けた速球を投げながら制球もまとまっている。良いときは手が付けられない投球をするものの、それが長続きしない。故障以外にも状態が100%じゃないとシーズン途中で離脱、日本では規定投球回数に達した経験が一度もないからだ。

 そんな右腕がタレント揃いのドジャースに入団した。

 山本由伸(26)、グラスノー(31)、大谷翔平(30)、スネル(32)、ゴンソリン(30)、メイ(27)、ミラー(25)と先発実績ある投手がひしめいているうえ、FAのカーショー(36)との再契約が確実視されている。そこへもってきて、さらなる先発を補強するウワサがある。

 サイ・ヤング賞3度のFA・シャーザー(40)が先日、フロリダのトレーニング施設で行ったトライアウトをドジャースのスカウトが視察しているのだ。

 このシャーザーを含めた9人は、いずれも故障持ち。おまけにドジャースはワールドシリーズを制した昨季、シーズンを通してフル回転するどころか、規定投球回数(162)に達した先発がひとりもいない。最多は目下、右肩の手術を受けて離脱中のストーン(26)の140回3分の1だ。ドジャースは先発がシーズン中に離脱することも織り込み済みで選手をかき集めているのだ。

 特派員のひとりがこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状