マインツ佐野海舟「不同意性交疑惑」乗り越え森保Jで“遠藤航の後継者”へ…代表入りほぼ確実

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 2026年北中米W杯アジア最終予選は、約4カ月ぶりに20日のバーレーン戦、25日のサウジアラビア戦で再開される。

 メンバー発表は13日。ドイツ1部マインツの守備的MF佐野海舟(24)の復帰が確実視され、代表でのパフォーマンスが注目を集めている。

 そう、あの佐野だ。

 24年7月3日に鹿島からマインツ移籍が発表された直後の14日に「30代女性への不同意性交の疑い」で逮捕され、サッカー界に大きな衝撃を与えた。それでも契約破棄にはならず、2週間後に釈放されて渡欧、8月8日に不起訴処分となったとはいえ、同月24日のリーグ開幕戦には「戦術的にも心身のコンディション的にも間に合わない」ともっぱらだった。

 ところが、開幕戦から主軸ボランチとして八面六臂の働きを見せ、1部残留が目標のマインツを欧州CL出場圏内(4位以上)に押し上げる立役者として「欧州各国の列強クラブが興味を持っている」とドイツ国内で報じられる存在となった。

「佐野の持ち味は、豊富な運動量をベースに効果的なタイミングで相手攻撃陣に襲い掛かってボールを奪い、攻撃の起点となるプレー。鹿島時代から名前の<海舟>に引っ掛けて、類まれなボール奪取力から<回収>と呼ばれていたが、ドイツでも本領を発揮して評価はウナギ上りです。1月31日~2月18日の欧州視察中に佐野と直接面談した森保監督は、かねてから佐野のことを<英プレミア・リバプールMF遠藤の後継者>として高評価していた。9日で32歳となる遠藤がリバプールで試合終盤の交代要員に格下げになっている現状も踏まえつつ、W杯最終予選3月ラウンドから<ポスト遠藤>の佐野を重用していく可能性もある」(サッカー関係者)

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