浦和実・辻川監督「浦学とは過去通算2勝50敗くらい。昨秋勝てたのは奇跡ですよ」

公開日: 更新日:

 ──と言いますと。

「初回が終わった時、『あれ? 今日は勝負になりそうだぞ』と。すると二回に2点を先制。以前ならそこから何度も逆転されましたが、四回に2点を追加。相手も焦っているのが手に取るようにわかりましたが、それでも浦学は怖い。試合が終わるまで何時間にも感じたほどです。通算3回目の勝利ですよ。関東大会でも横浜にボロ負けせず、ようやくチャンスをものにできました。聖望戦が転機で、浦学戦は奇跡ですよ」

 ──普段の練習時間はどれくらいですか

「授業が全部終わって、午後4時20分ごろに練習開始。そこから7時までです。寮もありません。埼玉県で寮のない学校が甲子園に出るのが27年ぶりだとか」

 ──選手集めなどは。

「寮がないので基本は県内の子ですが、ウチの学校は武蔵野線と京浜東北線が交差している南浦和にある。東京や千葉から来れる子はいます。ただ、断られることも多い。『このグラウンドなんですか……』と言われたこともあります(苦笑)」

(聞き手=阿川大/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所