「7イニング制をどう思う?」「野球はどうなる?」センバツ出場監督たちに聞いた

公開日: 更新日:

 東洋大姫路(兵庫)の岡田龍生監督(63)は、「僕は7イニング制でやったことがないので想像になるが」と、こう続ける。

「七回までなら、3回打席に立てるのは3番打者くらいまで。そう考えると、九回までやった方が子どもたちも試合に出場できる。打順の考え方や役割だって変わりますよ。それよりもまず、DH制を導入した方がいいのではないか」

 日産やJFE東日本など、社会人野球で長くプレーした千葉黎明(千葉)の中野大地監督(38)はこう話す。

「継投を早めに投入するケースが増えるでしょうね。攻撃面でも三、四回のスクイズなど、仕掛けも早くなると思う。逆に序盤からバッテリーや二遊間にプレッシャーをかけ、それをボディーブローのように積み重ねて、終盤に一気に相手の守備を崩す、という戦い方もなくなるはず。総じてチーム力よりも、選手個々の能力が高いチームが強くなるかもしれません。あくまで想像ですが」

 反対に健大高崎(群馬)の青柳博文監督(52)は「力があるチームがコロッと負ける可能性もある」と話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー