カナヅチキッズ急増へ…「学校プール減少」が競泳界低迷に追い打ちをかける

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「鈴木会長が言っていた水難事故防止の観点はとても重要で、水難事故が多いタイやベトナムなどでは救命道具を増やして、溺れたときにどう助けるかを訓練していますが、そうではなく、小さいときから水と親しむことで、ポジティブに水難防止策を体で学んでいくことが大切。今後は文科省の定めた実技指導を任意ではなく必須にすること。地元や地域と協力して根本的なスポーツ改革をしていくべきだと思います。教えるのではなく楽しく共に泳ぐことこそ教育なのです」

 日本の競泳界はここ数年、メダル数が減少している。コーチと連盟のゴタゴタが一因ではあるものの、水泳授業の減少で水に親しむ機会が失われれば、競技人口にも影響が出かねない。

 競泳界に長い「冬の時代」到来ーーとならなければいいが……。

  ◇  ◇  ◇

 ところで競泳といえば、水連に対して選手からも不満の声が続出。トップスイマーが相次いで「国外逃避」しているのが現状だ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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