渋野日向子は全米女子OP直前大会をパス…ポイント稼ぎ時に“お休み調整”は吉か凶か?

公開日: 更新日:

 今季は米ツアー9試合(国内1)に出て、最高位はシェブロン選手権の44位。3週前のみずほアメリカンズ・オープンでは予選落ちしている。もっかのポイントランキングは120位。残り試合は多いとはいえ、来季のシード入りが決まる80位以内には程遠いのが実状だ。

 前週のメキシコでの大会はメジャー直前ということで、世界ランク上位陣の多くは欠場。渋野にとってポイントの稼ぎ時だったが、「お休み調整」はどう出るか。

 昨年の全米女子OPの前はもっとひどかった。大会直前は2試合連続で予選落ち。3月のブルーベイから8試合で予選落ち6回、ベストフィニッシュはシェブロンの50位。獲得ポイント数は11未満でランク138位だった。

 ツアー関係者が呆れ顔でいう。

「それが難コースの全米女子オープンでいきなり2位でしょ。最終日の18番グリーンでキャディをやっていたマネージャーが泣いたのは、心配していたシード入りを決めたからだともっぱらでした。これで復活するかと思いきや、その後の2試合はいいところがなく、次戦の全米女子プロで7位。結局、昨年のベスト10入りはこの2試合だけ。ただ、今年は昨年よりクラブは振れているし飛距離も出ている。それまでの成績があてにならない選手ですから、今年も驚かせてくれるかもしれません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  2. 2

    問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄

  3. 3

    韓国勢の失墜を尻目に日本勢が米ツアー席巻の理由…全米女子は3人が優勝争いの末、トップ10入り

  4. 4

    渋野日向子「シブコ劇場」で全米女子OP予想外の快進撃…直近の成績に関係なくメジャーでは“別人”

  5. 5

    渋野日向子は全米女子OP直前大会をパス…ポイント稼ぎ時に“お休み調整”は吉か凶か?

  1. 6

    内部で新たな不倫騒動発覚!日刊ゲンダイの問い合わせには「ゼロ解答」、お粗末フジ会見と酷似

  2. 7

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 8

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  4. 9

    「不誠実極まりない」と大会関係者が怒髪天!不倫騒動の損害に謝罪も金銭負担も一切せず

  5. 10

    全米女子OPのコースはまるで「リンクス」…日本勢に「連覇」と「メジャー連勝」のチャンスあり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    「聘珍樓」の3度目の倒産は“氷山の一角”か…格安店の乱立で高級中華が苦境に

  4. 4

    貴乃花の次女・白河れい「事務所退所」…“親の力を借りない”妹と長男・花田優一の現在地

  5. 5

    秋篠宮家の初孫、慶事なのに…眞子さんの出産をテレビ・新聞は当初スルー、宮内庁発表が遅れたミステリー

  1. 6

    「フラッと大阪万博」にトライ! 予約なし、行列を避けてどこまで楽しめるのか

  2. 7

    元横綱白鵬の「6.9暴露会見」に相撲協会戦々恐々…あることないこと含め、どんな爆弾発言飛び出すか

  3. 8

    ドジャース大谷がヤンキース現体制を粉々に…「やはり獲得すべきだった」批判再燃へ

  4. 9

    売れ過ぎちゃって困るわ!スバル新型フォレスターは歴代最速、発売1カ月で受注1万台超え

  5. 10

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子