「巨人軍監督 大谷翔平」…長嶋茂雄の悲願と、そして語られざる家庭問題

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■長女の話題は番記者の間ではタブー

 さらなる謎は、弔問客を迎えたのは三奈と一茂だったが、長女・有希と次男・正興の姿はなかった。特に、有希の消息は長嶋のタブーになっていたと、週刊女性(6月24日号)で、長嶋番記者が話している。

「長女として有希さんがいますが、表舞台に出てくることは、ほとんどありません。それどころか、長嶋さんに長女について質問することすらNG。万が一、聞いてしまうと、そこからほかの質問すら答えてくれなくなってしまうので、番記者の間ではタブーとして代々引き継がれていました」

 有希は田園調布雙葉高校から立教短期大学に進み、卒業後はアメリカに留学していたといわれる。週刊現代(2011年2月9日号)は、三奈が社長を務める長嶋の資産管理会社「オフィスエヌ」に役員として有希が名を連ねていたが、2010年10月、突然「解任」されたと報じている。

 有希は一茂の1つ下だから、今年58歳になる。父親とは和解したのだろうか。(文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

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