長嶋茂雄さんも呆れた元木大介のイタズラ気質 テレビに映るのが死ぬほど好きなあまり…

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 だが、かつて広島市民球場で、元木の隠し球の一部始終が収録されたことがある。なぜか。

「それは目線ですよ。何げない自然なポーズを装いながら、元木さんはカメラの赤いタリーランプを睨んでいたんです。オレがこれからやることを、ちゃんと撮っておけっていう目配せだったんでしょうね」

 撮影に成功した中継カメラマンに翌日、「バッチリだったろう?」と聞いてきた元木は誇らしげだった。

 元木は自分がテレビに映るのが死ぬほど好きだ。長嶋終身名誉監督が呆れていた。

「私がカメラの前でしゃべっていると背後でゴソゴソするんだよ。振り向くと、いつもそこに2人立っているんです。岩田暁美さん(スポーツライター=故人)と元木ね。これは記念撮影じゃないんだぞ! ってしかると、2人はニッコリ笑ってVサインをするもんだから噴き出しましたよ」

 クセ者はミスターも舌を巻くイタズラっ子なのだ。

 さらに元木はチームで一番ガッツポーズが好きな男だ。清原とローズの本塁打パフォーマンスは元木が振り付け指導をしている。その元木が16年前のセンバツで史上5人目の2打席連続本塁打。ダイヤモンドを躍りながらベンチに向かってオーバーな「ガッツポーズ」を何度も繰り返した。

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