故・伊良部秀輝は「らしい理由」でPL学園の誘いを断った…僕との出会いは小学5年生

公開日: 更新日:

 それが、伊良部秀輝との出会いだった。今から24年前、ボクと伊良部が小学校5年生になったばかりのことだった。

 中学に上がると、伊良部の名前をあちこちで聞くようになった。ボクと立浪はボーイズリーグの「茨木ナニワボーイズ」に所属。伊良部は同じリーグのライバルチーム「兵庫尼崎」のエースになった。中学生になった伊良部は身長が180センチを超え、えげつないほどの剛速球を武器に名を上げたが、地元ではその「やんちゃぶり」でも名の通った存在になっていた。

 まゆを細く整え、額には深いそり込み。彫りの深いハーフの顔立ちにそれは、アンバランスではあったが、見るからに気が強そうだった。

 のちに本人から聞いたが、中学の卒業時、伊良部もPL学園からスカウトされたという。ボクや立浪、清原さんや桑田さんと伊良部が同じチームで野球をやる可能性もあったわけだが、彼は誘いを断った。その理由がいかにも伊良部らしい。

「PLの上下関係が厳しいってことは、中学の先輩から聞いてたからね。それに、耐えられんと思った。もし、オレがPLに行ってたら、絶対にモメとるわ。先輩とケンカして、クビになってるんとちゃうか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網