渋野日向子は苦手のエビアンで神風吹くか…予選落ちなら昨年に並ぶ自己ワースト
ポイントの高い今週の試合で上位に入り、一気にシード入りを決めたいところだが、「相性が悪い大会ですからね」と、ツアー関係者がこう言う。
「女子の海外メジャーは5大会あるが、他の4大会は19年全英女子優勝以外も、すべて7位以内の成績を残している。昨年の全米女子プロの7位以外はベスト5があるのに、今年で4度目のエビアンは昨年の51位が最高です。会場のフェアウエーはアップダウンと傾斜が激しく、渋野のアイアンはインサイドからクラブが入ったり、アッパー気味になるので、左足下がりやつま先下がりでボールがつかまらなかったり、ダフリが出やすい。今はトップの位置が高くなり、スイング軌道は昨年よりは改善されているが、今季も左足下がりのライでミスが出ている。本人もそれはわかっているでしょうから、今週のカギはアイアンでしょうね」
苦手なコースだけに、渋野も良いイメージは持っていないだろう。ちなみに予選で姿を消せば、米ツアーでの4試合連続は昨年に並ぶ自己ワーストとなる。