全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

公開日: 更新日:

 この大会の最終日のテレビ視聴率は8.7%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)まで上がり、その時点ではシーズン最高を記録。渋野人気で大会は大いに盛り上がった。

「今回は山下が出場しますが、6年前のような大フィーバーは起きないでしょう。当時の渋野は国内で2勝していたが無名に等しかった。初の海外遠征ではじけるような笑顔を見せ、カメラの前でも平気で駄菓子を食べ続けるという、それまでの女子プロにはいないタイプが、日本人では42年ぶりにビッグタイトルを手にした、まさにシンデレラでした。山下は国内で2022、23年に2年連続年間女王になった実力者で、ゴルフファンには名前も顔も知られている。しかも、渋野が全英に勝ったあと、女子では4人目のメジャーチャンピオンです。当たり前とは言わないまでも、渋野の時ほど強烈なインパクトは……」(前出の関係者)

 美夢有フィーバーは起きないか。

  ◇  ◇  ◇

 ゴルフといえば、プロキャディー歴25年の梅原敦氏が日刊ゲンダイ連載「梅ちゃんのツアー漫遊記」で明かした「酷暑対策の実情」が注目を集めている。炎天下のツアーの裏側では何が行われているのか。実際に梅原氏が体験した熱中症による深刻な後遺症とは――。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校