全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?
この大会の最終日のテレビ視聴率は8.7%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)まで上がり、その時点ではシーズン最高を記録。渋野人気で大会は大いに盛り上がった。
「今回は山下が出場しますが、6年前のような大フィーバーは起きないでしょう。当時の渋野は国内で2勝していたが無名に等しかった。初の海外遠征ではじけるような笑顔を見せ、カメラの前でも平気で駄菓子を食べ続けるという、それまでの女子プロにはいないタイプが、日本人では42年ぶりにビッグタイトルを手にした、まさにシンデレラでした。山下は国内で2022、23年に2年連続年間女王になった実力者で、ゴルフファンには名前も顔も知られている。しかも、渋野が全英に勝ったあと、女子では4人目のメジャーチャンピオンです。当たり前とは言わないまでも、渋野の時ほど強烈なインパクトは……」(前出の関係者)
美夢有フィーバーは起きないか。
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ゴルフといえば、プロキャディー歴25年の梅原敦氏が日刊ゲンダイの連載「梅ちゃんのツアー漫遊記」で明かした「酷暑対策の実情」が注目を集めている。炎天下のツアーの裏側では何が行われているのか。実際に梅原氏が体験した熱中症による深刻な後遺症とは――。
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