小祝さくらが左手首手術で“今季終了”…「年間女王」争いはいよいよ混沌
左手首痛でツアーを欠場していた小祝さくら(27)が8日、手術を受けるとマネジメント事務所が発表した。
試合復帰に向けて安静と治療に努めてきたが、思うように回復に向かわないため、新たな専門医の診断を受けたところ「TFCC損傷(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷)」と診断されたという。手首(特に小指側)にある軟骨や靱帯の複合体である「三角線維軟骨複合体」が損傷した状態で、特にクラブを振るなどの回旋運動を行う際に痛みが伴う。保存療法で一定の改善は見られたものの、競技への影響や選手生命を考慮し、早期復帰をするため手術を受ける決断を下した。今シーズンの残り試合はすべて欠場するという。
小祝は「大好きなゴルフを続けていくため、今は無理せず治療に専念します」とコメントした。
「年間女王」の有力候補が消えたことで、女王争いはランキング首位をキープする佐久間朱莉が有利になったが、4位の河本結、5位の神谷そらといった下位とはポイント差が大きく離れておらず、残り12試合の戦いが注目される。