佐久間朱莉がほしい年間女王に相応の数字…平均ストローク70台じゃ箔が付かず
ライバルが欠場なら稼ぎ時だ。
5日の初日は台風15号の接近に伴い、前日に中止が決定。2日間36ホールの短縮競技となった。 次戦が公式戦の日本女子プロ選手権(茨城・大洗GC)ということもあり、メルセデスランキング上位陣は調整のため、多数欠場しているが、トップを走る佐久間朱莉(22)は休まず参戦。今季ここまでの国内ツアー24試合で皆勤賞だ。
今季の複数回優勝は3勝を挙げている佐久間だけ。今大会を含めて残り13試合、このまま首位を譲らず「年間女王」のタイトルを手にしたいところだが、同時に女王に相応しい数字も求められる。 2022年から2年連続女王になった山下美夢有(24)は、同年に日本勢初の平均ストローク60台(69.9714)を記録した。山下は昨年、竹田麗央に3年連続の女王は阻まれたものの、平均ストローク1位の座は譲らなかった。しかも、この3年間はすべて60台。竹田も昨年2位で69.2378。ここ3年で年間女王の60台が当たり前になった。
「現在メルセデスランク4位の河本結(27)が女王以上にこだわっているのが、平均ストローク60台でトップになること。今年の女王争いは、佐久間と河本の争いになると見ていますが、平均ストロークが70台での女王ではハクがつかない。