小祝さくらの長期欠場で「年間女王」は混戦必至…逆転チャンスは誰にでも
今季の女子ゴルフは、5日開幕の「ゴルフ5レディス」(千葉・ゴルフ5カントリーオークビレッヂ)を含めてあと13試合。
いよいよ佳境に入るが、終盤戦の大きな見どころが年間女王争いだ。
昨季は年間8勝の竹田麗央が約545ポイント(P)差で山下美夢有の3連覇を阻んだが、ニトリレディスが終わった時点では1位の竹田(1974P)から3位の小祝さくら(1776P)までは198Pの僅差で競っていた。しかも、トップ3を含めて1200P以上の選手は6人もいた。
今年は様相がまったく異なる。
現在の順位とポイントは以下の通り。
1位 佐久間朱莉(1541P)
2位 山下美夢有(1231P)
3位 小祝さくら(1165P)
4位 河本結(1153P)
5位 神谷そら(1094P)
佐久間が2位の山下に310P差をつけて首位をキープ。山下は主戦場が米ツアーで、1170Pは海外メジャーで獲得したもの。この先、国内大会に出場しなければ順位は下がっていく。5位の神谷のポイントは昨季なら10位相当。昨年よりレベルが低いことがわかる。