巨人・田中将大の次回登板15日DeNA戦は「危険な賭け」…日米200勝どころか内容次第で今季終了も
日米通算200勝に王手をかけたまま二軍調整中の巨人・田中将大(36)が、15日の敵地・横浜スタジアムでのDeNA戦で先発見込みとなった。
8月28日の広島戦で2回5失点KO。翌29日に登録を抹消されたが、今月3日のヤクルトとの二軍戦では5回無失点と好投。田中将は「春先と比べて、投げる球は久しぶりに受けてもらった捕手やコーチから、良くなっていると口をそろえて言ってもらえる」と自信を見せている。
さる巨人OBがこう言った。
「当初、9日からの東京ドームでの広島3連戦中の先発が濃厚とみられたが、田中将の東京ドームでの防御率は5.74。本拠地なのに勝ち星がなく、はっきりいって苦手としている。前回マツダでKOされた広島戦というのもあって、このカードを回避して、次のハマスタでのDeNAとの2試合目に決まったようです。とはいえ、DeNA戦も今季1試合で2回6失点と炎上して防御率は27.00。打たれたのは東京ドームで、ハマスタでは登板がないとはいえ、DeNA打線にはイヤなイメージがあるでしょう。東京ドームでの広島戦よりは勝利の確率が高いという首脳陣の判断でしょうけど、危険な賭けになりそうです」