ヤクルト村上宗隆の市場価値が爆騰! メッツが争奪戦参入なら金満3球団とのマネーゲーム激化確実
今オフ、日本人野手を巡ってMLBポストシーズンの場外戦が展開されそうだ。今季終了後、ポスティングシステムでメジャー移籍が決定的なヤクルト・村上宗隆(25)の争奪戦が繰り広げられるとみられているからだ。
2022年に三冠王を獲得した村上には多くのメジャー球団が関心を寄せている。米ニューヨーク・ポスト紙のJ・ヘイマン記者が8月14日にポッドキャストに出演した際、村上の移籍先として、マリナーズを本命に挙げ、ドジャース、メッツ、レッドソックスの3球団を有力候補に挙げた。米メディアの報道を総合すると、他にもヤンキース、フィリーズ、ダイヤモンドバックスなども獲得に乗り出すとみられており、今オフのFA市場の目玉の一人に位置付けられている。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「長打力はもちろん、一、三塁の内野の2ポジションをこなせる村上への関心度は高い。各チームの戦力から判断すると、今オフ、村上取りに本気で動くのはドジャース、フィリーズ、ヤンキースとポストシーズンに進出した3チームとみられています。大谷ら日本人3選手が所属するドジャースはマンシーが故障がちの上、26年は球団に選択権のあるオプションで、約15億円で契約解除が可能。フィリーズはボームが守備に不安を抱えており、今オフは三塁手の補強が急務です。ヤンキースは7月にラメーヒューを解雇し、トレードで獲得したマクマーン(前ロッキーズ)も、打撃が振るわなかった(打率.208)。この3球団は当然、村上を補強リストに入れており、獲得可能選手として公示されれば、入札に参加するはずです」
ドジャース、ヤンキースの東西の名門球団はもちろん、ナ・リーグ東地区の強豪フィリーズも資金力豊富だ。獲得資金が潤沢なチームによる争奪戦に発展しそうだが、そこに別の金満球団が横やりを入れそうだという。