ヒラメにブリに大鯛も…釣った小魚をエサに大物狙う「わらしべ長者フィッシング」が面白い!(川崎憲次郎さん)
明かりに寄ってくるスルメや剣先などのイカを一網打尽に
                         落とし込みと甲乙つけがたいのが、イカ釣りです。夜に出船し、煌々とつけた明かりに寄ってくるスルメや剣先などのイカを一網打尽にする。スッテというエビや小魚を模した疑似餌を使う釣りを好んでやりますが、数年前には友人5人で佐伯の海に出て、2時間で90リットルの大きなクーラーボックス3つを満杯にして帰ってきました。
 キャッチ&イートが信条なので、釣った魚はすべておいしくいただきます。ユーチューブで勉強して、20キロのブリでもカンパチでもさばけるようになりました。自分で言うのもなんですが、ハモの骨切りなんて上手なもんです。最近は釣りに出かけるより先に、どう料理しようかと考えるほど。サクにした身を塩で締め、水分を抜いてうまみを凝縮させ、カルパッチョにしたらおいしいだろうな、なんて。
 釣って楽しい、食べておいしい──が釣りの魅力。ここ10年、番組の撮影で釣りに出てボウズだったのはたったの2回です。佐伯の海はそれだけ豊か。釣り人の楽園は佐伯にあります! (構成=森本啓士/日刊ゲンダイ)
▽川崎憲次郎(かわさき・けんじろう) 1971年1月8日、大分県佐伯市生まれ。津久見高から88年ドラフト1位でヤクルトに入団。高卒1年目の89年に4勝を挙げるなど、エースとして活躍した。98年には最多勝、沢村賞を獲得。中日を経て2004年限りで引退。通算88勝。ロッテで一軍投手コーチを務めた。現在は野球解説者。                    

 
                             
                                        


















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                