ドジャース大谷翔平は地区S打率.056と低迷、14日開幕のリーグ優勝決定Sも苦戦必至か
14日に開幕するLCSでは12日のブルワーズ、カブスによるDⅤS第5戦の勝者と対戦する。ブ軍、カ軍のどちらが勝ち上がっても、大谷は苦戦を強いられかねない。
大谷は今季、日本開幕シリーズ(3月=東京ドーム)でも戦ったカブス投手陣に対し、29打数6安打の打率.207、1本塁打、1打点、8三振。今永(対戦成績5打数1安打、0本塁打、2三振)、ボイド(7打数1安打、0本塁打、1三振)の両左腕に右腕レイ(2打数無安打、1三振)、守護神ケラー(1打数無安打)ら、主力投手に対して芳しい結果を残せなかった。
今永が先発、ロングリリーフとフル稼働のカ軍投手陣はポストシーズン7試合でチーム防御率2.95と安定感抜群だけに、大谷も簡単に打たせてもらえそうにない。
今季、メジャー最高勝率(.599)でナ・リーグ中地区を制したブルワーズ投手陣に対しては22打数6安打の打率.273、3本塁打、7打点。まずまずの結果を残しているとはいえ、これはブ軍投手陣が安定感を欠いた7月に対戦した時のもの。ブ軍はシーズンを追うごとに調子を上げ、レギュラーシーズン最後の1か月間のチーム防御率2.27はリーグ5位、被本塁打18はドジャース(11本)、パイレーツ(15本)に次ぐ少なさだった。PSでは最速168㌔の怪物ルーキー右腕ミジオロウスキー(23)をリリーフに回すなど、球団史上初のワールドシリーズ制覇に向けて万全の布陣で臨んでいる。