大谷に続き山本由伸がドジャース“制圧”…ポストシーズン連続完投に投打主力が最大限の賛辞

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ヤンキースとメッツを手玉に取る気持ちの強さ

「数年前、ドジャースが彼(山本)を心から欲しがった理由がここにある」とはフリーマン(36)。カーショー(37)は「初回無死一、三塁のピンチで打席に(ブルージェイズの主砲)ゲレロJrを迎えたピンチを(三振で)切り抜け、その後は球数を抑えた。彼は投球フォームが完璧。最初は速球、カーブ、スプリットだったけど、いまはシンカー、カッター、スライダーまで6種類の球種を自在に操る」と言った。チームを代表する投打の主力が最大限の賛辞を贈ったのだ。

 ドジャースはある意味、大谷(31)のチームと言っても過言ではない。大谷は八回、貴重な追加点を呼び込むポストシーズン5戦連続となる安打を右前に放ったが、この日の山本はその大谷もかすむ活躍だった。

 23年オフ、投手史上最高額となる「12年465億円」でドジャースと契約した。フリーマンの言う「ドジャースが心から欲しがった理由」はその金額にも表れている。さる特派員の話。

「山本は交渉の過程でロサンゼルスからニューヨークへ飛び、ヤンキースメッツと交渉。全米でも指折りの資金力のあるコーエン・オーナーとは2度目の食事をしたうえで、ロスに戻るとドジャースが当初提示した条件から100億円ほど上積みがあったとか。ドジャースは何が何でも彼が欲しかったのでしょうけど、山本は人気も資金力もある2球団をダシに使った可能性があるのです。名門球団を手玉に取る気持ちの強さはハンパじゃありません」

 ブルージェイズはもともと打線が強力。しかも前日は14安打11得点と勢いもある。三回までいずれも先頭打者が出塁、4安打と死球でチャンスを広げた。そんなブルージェイズ打線を粘り強い投球でかわし、勢いを止めたのは技術だけではない。「気持ちの強さ」もあればこそだ。

 MLB公式サイトは、この日の山本の快投をトップページで報じた。リーグ優勝決定シリーズMVPを獲得した大谷に続いて、山本はスター軍団の中のエースとして認知されたに違いない。

  ◇  ◇  ◇

 今季のワールドシリーズはド軍とブ軍のどちらが勝ってもMLBは“ウハウハの大儲け”だという。ブ軍の本拠地があるカナダの国技はアイスホッケーで、その次に注目度が高いのはバスケットボール。それにもかかわらず、MLB機構はどこに金儲けの勝機を見出しているのか。

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