中日ドラ1新人金丸夢斗は年俸大幅アップでもウカウカできず…来季バンテリンD「テラス弾」増の危機
援護射撃は増えるが、敵の砲撃も激しさを増す。
昨18日、中日のドラ1ルーキー、金丸夢斗(22)が契約更改を行い、900万円アップの年俸2500万円に一発サイン。満面の笑みを見せ、「(来季は)2ケタ勝利が目標。2ケタはかっこいいから」と抱負を述べた。
今季は腰のケガで出遅れ、5月デビューながら15試合で防御率2.61。即戦力ルーキーとして申し分ない働きを見せたものの、打線の援護に恵まれず、2勝6敗と負けが先行した。プロ初勝利はなんとデビュー10試合目。グラブをマウンドに叩きつけたいと思ったこともあったはずだ。
そんな金丸にとって追い風となりそうなのが、来季からの外野テラス設置だ。中日が本拠地とするバンテリンドームは本塁打が出にくい球場として知られており、今季の同球場における総本塁打数64本は、甲子園の38本に次ぐ12球団の本拠地で2番目に少ない。
そんな打者泣かせの球場に、来季からは「ホームランウィング」という名のテラスが設置される。フェンスの高さは4.8メートルから3.6メートルに下がり、本塁から右・左中間フェンスまでの距離も最深部が116メートルから110メートルと短くなる。


















