中日ドラ1新人金丸夢斗は年俸大幅アップでもウカウカできず…来季バンテリンD「テラス弾」増の危機

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 中日の今季チーム打率.232はリーグワースト、83本塁打も同5位と、打線が低空飛行。来季からは破壊力が増す……と言いたいが、テラスは当然、中日の投手陣にも牙を剥く。

 今季のチーム被本塁打は、好投手揃いだった阪神に次ぐリーグ2位の80本。広い球場を武器に守り勝つ野球だが、金丸は96.2イニングで一発を9本浴び、バンテリンドームでも4本。被本塁打率0.84だ。

「この数字は1完投あたりの被本塁打数。0.8前後が平均と言われているものの、バンテリンドームが本拠地の投手としては物足りない。金丸は変化球の精度を課題に挙げていたように、これまでは失投でも外野フライ止まりだった打球が、来季以降は本塁打となりかねない。現状でも本塁打を打たれやすい金丸にすれば、テラスはマイナスの要素が大きくなるかもしれない」(球団OB)

 “かっこいい数字”を残すためにも、今季以上のレベルアップは必須だ。

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