日本ハム清宮幸太郎が密かに温めるメジャー挑戦の青写真…高卒9年目で年俸1億円の大台に
「いや、清宮はメジャー挑戦を諦めていません。昨季は打率3割、15本塁打。今季は143安打と兆しはあるが、ブレークには至っていない。高校時代から左の大砲としてライバル関係だった村上の後を追うためには、村上が2022年に達成した三冠王くらい突き抜けた成績を挙げないと、球団に移籍を認めてもらえないと認識している。だから、軽く口にしないだけ。本人としては、国内FA権のタイミングでポスティングを直訴したいが、せめて主要打撃タイトルをひとつは取りたいところです」
来季からは選手会長に就任する。「(来季は本塁打)30本は打ちたい。OPS(長打率+出塁率)は.900が目標。ファイターズの顔としてプレーでも行動でも示していきたい」と語った。
来季はもっと打ちまくってタイトルを取り、チームをリーグ制覇に導けば、胸に秘めるメジャー挑戦の道は開ける。新庄監督の勝負の5年目へ向け、清宮新選手会長のモチベーションは高そうだ。
◇ ◇ ◇
日刊ゲンダイで毎秋好評「ドラフト選手の家庭の事情」の2025年版は随時公開中。関連記事には過去の日本ハム回をピックアップしている。プロ野球ファンなら要チェックだ。


















