西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

公開日: 更新日:

「外崎は昨季も打率.227とサッパリ。守備の負担を減らすため、今季は二塁から三塁にコンバートとなったものの、効果なし。夏場以降は成長のきざしを見せている山村崇嘉(23)に三塁を譲り渡し、外野に回った。そこにきて、石井、桑原、林の加入ですからね。石井はユーティリティープレイヤーだが、本職は二塁。FA加入の選手に便利屋をやらせるとは思えず、そうなると遊撃は源田と滝澤の競争になる。外崎もかつての二塁には戻れず、外野は桑原で1枠埋まることは確実。林は主にDH起用になるだろうが、状況に応じて外野守備にも就くとなれば、外崎も出番減少は避けられないでしょう」

 西武は昨季までFAで21人が流出し、獲得したのはわずか3人。ライバルが次々に抜ける上に“外圧”もなく、生え抜きの功労者は好きなだけ自身の立ち位置を守ることができた。しかし、それも過去の話。源田や外崎であれど、若手や移籍組との競争に勝って出場機会を手に入れるしかない。

  ◇  ◇  ◇

 チーム再編に向けてひた走る西武だが、エース今井のメジャー挑戦を承認したのも、その一環だと言われている。なぜなら、今井はチームにとってマイナスになり得る存在だったからだ。いったいどういうことか。周囲の証言から見えてくる「厄介払いの側面」とは。

【もっと読む】西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾