【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

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総合力は日本が上だが…

「守備の主軸DFタルビは、フランスリーグ1部ロリアンでプレー。強靱なフィジカルで対人プレーに強く、的確なポジショニングも光ります。同じフランス1部のニースに所属している左SBアブディは、攻守にわたってスピードあふれるプレーを見せ、フルに走り回れるスタミナもストロングポイントです。国内リーグの強豪エスペランサ所属のDFメリア、英2部所属の右SBバレリー、スイスでプレーしているDFブロンといった選手が堅守を支えている」(中山氏)

 中盤は世代交代が進行中だ。過去2大会で背番号10を背負って司令塔を務めた34歳MFハズリは代表を引退。英プレミアのバーンリーに所属する22歳MFハンニバル、ドイツ1部アウクスブルクの21歳MFガルビら若手選手が、チームの屋台骨として躍動する。

「FIFA世界ランキング、選手が所属するクラブの格などを比較するまでもなく、チームの総合力で上回る日本は勝ち点3奪取が求められる相手ですが、粘り強く守りながら隙を見計らってカウンターを仕掛け、ゴールを奪って逃げ切りを図るチームを苦手とする日本は、試合終了まで集中力を切らさずに戦うことが絶対条件となります」とは前出の中山氏である。

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