広島・森下暢仁は「6勝14敗」でも年俸増の当然…やってられない味方の深刻貧打

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 しかし、それは打率に限った話。441得点はリーグ4位。71本塁打は12球団ワーストで、2021年の鈴木(現カブス)を最後に、20本塁打をクリアした打者はゼロ。深刻な得点力不足に陥っている。

「走者は溜まるのに点が入らない。これは投手にとっては非常なストレスになる。球団もそうした事情を理解しているから、年俸を大幅にアップしたのでしょう。広島は球団経営に厳しく、8月下旬にリタイアしたことを考えれば、現状維持でもおかしくなかったはずです」(前出のOB)

 夢であるメジャー挑戦については、「チームに貢献できてから」と、この日の交渉では封印。来季も打線の援護がなければ、その限りではなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは毎秋恒例の人気企画「ドラフト家庭の事情」(2025年版)を鋭意準備中。当連載では過去、森下の家庭のことも紹介している。本記事下部の【関連記事】には、それも含めた「広島編」をピックアップした。そこで明かされた選手たちの生い立ちや家族の支え、驚きの逸話の数々は、プロ野球ファンこそ必読だ。

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