広島・森下暢仁は「6勝14敗」でも年俸増の当然…やってられない味方の深刻貧打
しかし、それは打率に限った話。441得点はリーグ4位。71本塁打は12球団ワーストで、2021年の鈴木(現カブス)を最後に、20本塁打をクリアした打者はゼロ。深刻な得点力不足に陥っている。
「走者は溜まるのに点が入らない。これは投手にとっては非常なストレスになる。球団もそうした事情を理解しているから、年俸を大幅にアップしたのでしょう。広島は球団経営に厳しく、8月下旬にリタイアしたことを考えれば、現状維持でもおかしくなかったはずです」(前出のOB)
夢であるメジャー挑戦については、「チームに貢献できてから」と、この日の交渉では封印。来季も打線の援護がなければ、その限りではなさそうだ。
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