広島1位・森下暢仁は“スーパー幼児”3歳で自転車を乗り回す

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森下暢仁(広島1位)

 大分県竹田市出身の父・力さん(56)は、地元の高校を卒業後、大分市内にある「物流・機工・メンテナンス」を行う会社に就職した。東京に本社がある東証1部上場企業で勤続は38年になる。

 中学まで野球部に所属。内野手だった。就職後も会社の野球チームに入り、幼少の暢仁をよくグラウンドへ連れて行った。

■母は強豪・東龍に春高阻まれ

 福岡県北九州市出身の母・美生さん(51)と「30歳か31歳の時」(力さん)に職場結婚。これを機に退職した美生さんは小学2年の時、父の転勤のため、大分市に移り住んだ。暢仁と同じ大分商OG。バレーボールに打ち込み、アタッカーとして活躍したが、「昔から東龍(東九州龍谷)が強くて大分県でベスト4が最高でした」と現在、全国制覇17度を誇る全国屈指の強豪校に春高バレーへの道を閉ざされた。美生さんはかつて会社の9人制バレーボール部に所属。九州大会に出場した経歴を持つ。

 そんな両親の運動能力を引き継いだ暢仁は、生まれた直後から活発だった。「当時は社宅に住んでいて、外に出たがるので、敷地内の公園に連れて行ってはハイハイをさせていました。膝当てと手袋はさせていましたけど、もちろん砂だらけです」と笑う美生さんがこう続ける。

「1歳半くらいで補助輪付きの自転車に乗り始めて、慣れてくると結構なスピードで乗り回していました(笑い)。補助輪のガラガラという音がすると、友達が公園に集まってくる感じでした。3歳の時、ちょっと練習したら、補助輪を外して乗れるようになって、周りにビックリされました。2、3歳の頃には公園にあった登り棒の一番上まで登ったり、鉄棒にいつまでもぶら下がっていたり……。今思えば、それで肩が鍛えられたのかもしれません(笑い)」

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