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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

米メディアの「FAランキング」はこう見るべし…メジャーリーグ通を志すなら活用すべき必須ツール

公開日: 更新日:

 今オフのランキングでは前DeNAのケイ(ホワイトソックス入団)が58位、前巨人のグリフィンが66位にランクされ、それぞれ「2年1500万ドル」、「2年1200万ドル」という契約規模の予想もある。大まかではあるが、どの程度の評価なのか知ることができる。

 FAランキングに共通するのは順位ごとの相場がだいたい決まっていることだ。ランク5位は契約規模が1億5000万ドル前後、10位は8000万ドル前後、20位は4000万ドル前後の契約規模になることが多い。

 もうひとつの特徴は各種予想の的中率が低いこと。契約年数の予想は5割前後の的中率があるものの、入団する球団の予想は2割に満たないことが多い。これはオフになるとFA市場に加えてトレード市場も活況を呈するからだ。そのため各球団のニーズが目まぐるしく変わり、11月初旬に立てた予想はすぐに用をなさなくなる。日本人選手との関わりで見るとトレード・ルーマーズ版は日本人選手を過大評価する傾向があり、逆にNBCスポーツ版は過少化しがちだ。ESPN版は日本人投手を高く、野手を低く評価する傾向がある。

 このようなマイナス面もあるが、オフにFA市場に出る選手の名前と評価を知るうえでFAランキング以上の資料はない。メジャーリーグ通を志す方は上手に活用していくべきだ。

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