村上宗隆は速球対応に難あり、短期契約も?「かつての筒香嘉智とダブる」と米スカウト懸念
しかし、ア・リーグのスカウトは「ダブるのはシュワーバーより筒香嘉智(34=現DeNA)」とこう言った。
「日本にいたときの筒香は村上同様、速球に弱点があった。特に内角の速い球は苦にしていましたからね。シュワーバーも三振か長打かという打者ですが、速球は苦にしません。曲がりなりにも今季56本塁打でタイトルを獲得した打者ですから」
筒香はDeNAでの2016年、44本塁打、110打点でセ・リーグの2冠を獲得、打率.322と爆発。3年後の19年オフ、28歳のときにポスティングシステムを利用、2年約13億円でレイズに入団した。その後、ドジャース、パイレーツに移籍するも最後まで速球に対応できず、昨年からDeNAに復帰した。
村上は22年に三冠王を獲得。今回のメジャー挑戦はその3年後だ。メジャー移籍のタイミングといい、速球を苦にすることといい、その“軌跡”は確かに筒香と酷似しているが……。


















