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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

大スランプで実感したジャンボ尾崎の教え

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 ジャンボはアイデアマンで手先がとても器用でした。自宅1階の工房でクラブ調整はお手の物。トレーニングメニューを考案し、練習器具も手作りでした。軍団の選手が汗を流している横では黙々と片手打ちやアプローチをやっていました。食事中もクラブやパターをいじっているし、一日中ゴルフのことばかり考えていることがよくわかりました。

 雨の日は2階にあるトレーニング室で腹筋、背筋、ストレッチ。体が硬い私にはこれもつらかった。本格的にボールを打ち出すのは2月になってからです。それまでジャンボ邸にはディズニーランド横のホテルから車で通っていました。夜、泥だらけのジャージー姿で筋肉痛の足を引きずりながらホテルに帰ると、宿泊客に奇異な目で見られたものです。

 私の学生時代は、先輩から走り込みや厳しいトレーニングを課せられていましたが、4勤1休で体をイジメ抜くジャンボ軍団のそれは想像以上でした。

 トレーニングに参加して3年後、体力が戻り、思うようなボールが出るようになりました。無心で打っていると、体の軸のブレに気がつき、修正できたのです。その後はパットのイップスに悩むことになるのですが。

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