ベネズエラ問題で「TACO」に期待する以外にないメジャー球界の苦境
さらに喫緊の課題としては今年3月に開催されるWBCへの参加問題がある。
現在、ベネズエラはマイアミでの1次ラウンドへの参加が決まっているとはいえ、ベネズエラ国籍の選手の米国への渡航や査証の発行に制限が出かねない。
もちろん、多くの人に知られた著名な選手と握手する様子をSNSに投稿し、自らの存在感をさらに高めようとするトランプの性格を考慮すれば、アルトゥーベやアクーニャ・ジュニアがWBCへの参加を表明する場合、問題なくローンデポ・パークで行われる1次ラウンドに出場できるだろう。
あるいは、マドゥロを米国に連れ去ったことでベネズエラの国情が安定していると国内外に強調するために、ベネズエラのWBCへの参加に何らの制限を設けないことも予想される。
一方、今後マイナー契約の選手が新規にビザの発行を申請する場合、審査の厳格化などを理由に書類の追加の提出が求められたり、審査の期間そのものが長引かされたりすることで、実質的にビザの発行が先延ばしにされることもあり得る。


















