侍Jを刺激する大谷翔平“勝利への献身” ド軍首脳陣が絶賛、WS連覇の裏で「周囲を鼓舞し、団結させた」

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 1998年からワールドシリーズを3連覇するなど、ヤンキースが強かったころの話だ。

 あるとき先発投手が試合直前になって体調不良を訴えると、

「オレにボールをよこせ」

 と言って、中3日でマウンドに上がった投手がいた。メジャー通算354勝、歴代最多となるサイ・ヤング賞を7回獲得したロジャー・クレメンスだ。

 レッドソックス、ヤンキース、アストロズで計12回プレーオフ出場。うち2回ワールドシリーズを制している「優勝請負人」は、2004年にアストロズでプレーオフに出たとき、こんなことを言って周囲を笑わせた。

「行けと言われれば、いつでも投げる。オレの体は大丈夫だ。中3日で肩を壊さないか? 将来のある若手なら心配しても構わないが、42歳のオレにその必要はないよ」

 ピンチで身を粉にするメンタリティーの持ち主だからこそ、首脳陣やナインの信頼は厚かったし、チームを牽引することもできた。

 大谷翔平(31=ドジャース)もまた、そんな選手ではないか。

 昨年9月5日のオリオールズ戦は、先発予定のグラスノー(32)が当日になって背中の張りを訴えて登板をドタキャン。

 試合開始5時間前に先発を打診された大谷は、登板予定を3日前倒しにしてマウンドに上がった。

 このときの大谷の緊急登板に関して、野手最年長のロハス(36)は昨年末のNHKスペシャルでこう言っている。

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