開幕スタメン、球宴出場、球団初V、ベストナイン…1967年は飛躍の年となった
森本は正三塁手に定着し、この時点で打率は.284。オールスターゲームにはファン投票で選ばれ出場する。
7月25日、オールスター第1戦が行われた神宮球場。森本はパ・リーグの二番・サードで先発出場した。セ・リーグの二番・セカンドは立大同期の巨人・土井正三。さらに山口も監督推薦でオールスターに選ばれていた。立大入学時の「三人の遊撃手」がかつてプレーした神宮で、敵味方に分かれ夢の舞台で相まみえることになったのである。3人ともにこれが初出場だった。
セ・リーグの先発投手は巨人・金田正一。
「金田さんからフェンス直撃の当たりを打ったのを覚えている」
2回表、追加点となるタイムリーヒットだった。4-0とパがリードした6回裏、巨人・土井が反撃のタイムリー二塁打で1点を返し、次打者長嶋茂雄が3ランホームランで同点。しかし、7回表に東映・張本勲がソロホームランで再びパが勝ち越し。8回表には森本が再びタイムリーを打って突き放す。試合は9対4でパが勝利した。
森本はこの試合、5打数3安打2打点と大舞台に強いところを見せつけ、土井も3打数3安打1打点で打撃賞を受賞している。


















