源田壮亮「国際試合の怖さです」前回WBC“骨折しながら強行出場”の舞台裏 今大会への覚悟を赤裸々に語る
「大谷はとにかく凄い……」
──2019年プレミア12にも出場。国際試合ならではの難しさはありますか?
「後手後手に回ると、なかなかその先に良い結果は生まれない、という印象です。何かしら日本側から仕掛けていくのが大事。もっとも、国際試合ならではのワクワクや楽しさもあります。特に普段は敵である11球団のファンの方々にも応援してもらえるというのは、僕ら野球選手の背中をすごく押してくれるんです。野球においても、日本ならではの強みがあると思います」
──具体的には?
「日本ほど統率の取れた国は他にないと思っています。例えば、守備のカバリングひとつ取っても、国によっては『連係がうまくいってないなあ』と目につくことがある。その隙を突くこともできるわけです。日本は普段から侍ジャパンとして活動している。それこそが日本代表の強みだと思います」
──前回大会ではダルビッシュ(パドレス)が食事会を主催するなど、チームの結束に一役買っていた。
「互いのことを深く知るのは、結束を高める上で大事ですからね」
──大谷も決勝戦前にメジャーリーガー揃いの米国代表に対し、「憧れるのをやめましょう」とナインを鼓舞した。
「大谷はとにかく凄い……凄いですよ。なんというか……余裕を感じるというか、どんな展開になっても常にどっしりしている。(サヨナラ勝ちした準決勝の)メキシコ戦で劣勢になった時でさえも、普段通りの雰囲気だった。あれにはみんな落ち着かされたし、力づけられました」
──今大会、遊撃を本職とするのは源田選手と小園(広島)の2人です。
「守備をちゃんとこなすことが僕に求められていると思うので、守りや小技をしっかりやっていければと思っています」
──打撃はどうですか? 昨シーズンは打率.209と苦戦しましたが。
「昨季は直球をうまく(バットで)はじけなかった。そこで直球に対応するためにポイントを前にしたら、今度は変化球をひっかけたりと悪循環。今は年々、投手の直球が速くなっていますからね。そのボールをはじくことができれば、打席での待ち方も変わるし、余裕も出てくると思う。今は強くバットを振る意識でやっています」
──大会では打撃も期待していいですか?
「そこは期待しない方が……(笑)。頑張りますよ、他に(打つ選手は)いっぱいいるんで、しっかり守ります(笑)」
(聞き手=阿川大/日刊ゲンダイ)




















