菅野智之が描く「投手の墓場」からの脱出プラン WBCの活躍次第でロッキーズから強豪球団へ移籍の芽

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 菅野智之(36=オリオールズからFA)が1年7.8億円で入団するロッキーズは昨季、43勝119敗(勝率.265はメジャーワースト)で大谷のドジャースと同じナ・リーグ西地区の最下位。4年連続地区最下位で、3年連続100敗を喫している。

 本拠地「クアーズフィールド」はロッキー山脈のふもと、標高1600メートルの高地にあり、気圧が低く、打球がよく飛ぶ打者有利の球場として知られる。別名「投手の墓場」だ。

 昨季のチーム防御率5.97が30球団中ワーストなのはともかく、総得点597も30球団中29位に過ぎない。このオフに体制を一新。かつて敏腕で鳴らしたアスレチックスのビリー・ビーンGMの懐刀だったポール・デポデスタを編成トップに据えたものの、チーム力は投打ともに底辺。前半戦でプレーオフ争いの蚊帳の外になる可能性もあるが、「それこそ菅野にとってステップアップするチャンスですよ」と、特派員のひとりがこう続ける。

「クアーズフィールドで投げた経験のある投手によれば、キャッチボールの段階から球が不規則に変化するとか。そんな投手泣かせの球場で好投すれば、球宴前のトレードでプレーオフを狙うチームへの移籍がかなうかもしれない。そのあたりのことは菅野も当然、考えているでしょう」

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