侍Jに激震! 石井大智が離脱、平良海馬は辞退…“打撃偏重メンバー”がWBC連覇の障壁にならないか

公開日: 更新日:

 WBCを直前に控える侍ジャパンが、立て続けに激震に見舞われた。

 11日、阪神の石井大智(28)が紅白戦で白組2番手として登板、無死一、二塁で前川に右前打を許し、バックホームのカバーに入ったときだった。突然、苦悶の表情を浮かべてグラウンド上に両膝をついた。慌ててトレーナーが駆け寄ったが、立ち上がることはできず、そのまま担架で運ばれたのだ。

 石井はその後、左ふくらはぎに包帯がぐるぐるに巻かれ、車いすで室内練習場に移動。この日が14日からの宮崎合宿に向けて最終調整になるはずだったが、参加辞退という最悪の事態も予想される。

 この日、テレビ解説をしていた岡田彰布オーナー付顧問は「ケガが一番怖い。キャンプ中のケガは長引く」と、渋い表情を浮かべた。昨季は36ホールド、9セーブ、防御率0.17の成績で阪神のリーグ優勝に貢献。ケガの状態次第では、リーグ連覇を目指す藤川球児監督にとっても大打撃となる。

 石井が故障した直後には、左ふくらはぎの肉離れで別メニュー調整していた西武の平良海馬がWBCを出場辞退することが発表された。代役には楽天の藤平尚真が選出されたが、この平良と石井は、勝ちパターンのリリーフとして期待されていただけに、井端弘和代表監督はブルペンの再編を強いられかねない。

 侍ジャパン経験のある球界OBが言う。

「今大会の投手は14人。世界一になった前回大会の15人から1人減った。投打二刀流としてプレーした大谷翔平(ドジャース)は、DHとしての登録となり、投手としての出場は絶望的。仮に石井が辞退となれば、リリーフ専門の投手を招集したいところ。予備登録メンバーでは、昨季31セーブで、平良とともに最多セーブ投手のタイトルを獲得した杉山一樹(ソフトバンク)がいる。昨年の韓国との強化試合で代表入りした隅田知一郎(西武)も候補になりそうですが、石井、平良の穴は小さくない。リリーフが手薄になるのは必至です」

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