JRAジョッキー戸崎圭太さんが明かす「ベリベリホース」大バズリ騒動裏話と、自身が感じた衝撃

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07年マイルグランプリで惨敗「競馬はこういうことの繰り返し」と語った川島正行調教師

〈大井競馬でデビューし、船橋競馬で活躍、4度、全国リーディングジョッキーに。もっとも記憶に残る馬は08.09年の交流重賞レース・ダイオライト記念(船橋競馬)を連覇したフリオーソ〉

 あの時(08年)はフリオーソに乗れるかどうかわからなかったけど、リーディングを取りたい一心で、川島先生(故・川島正行調教師)に直談判して騎乗をお願いしました。先生は「そうか」と言って、結果的に受け入れてくれて、レースでも勝つことができた。

 あの時のフリオーソはとにかくすごかった。交流重賞レースで楽勝(5馬身差)する馬なんてなかなかいません。先生の自信満々な馬のつくりも素晴らしかった。ダイオライト記念を勝てたことで、全国区のジョッキーになることができ、それからとてもいい流れになると思うことができました。

 フリオーソは10年の帝王賞(大井競馬)でも勝ちました。あの強さは感動ものでしたね。

 川島先生は競馬界にとっても大きな存在で、先生がいなかったら船橋競馬はもっと違うものになっていたでしょうね。先生の言葉で忘れられないのは07年の重賞マイルグランプリ(大井競馬)です。川島厩舎の人気馬ナイキアディライトに騎乗したのですが、スタートで出遅れ、僕は意味不明の肩ムチを入れてしまい、惨敗。僕はてっきり先生に怒られるものと思っていたのですが、「競馬はこういうことの繰り返しだ」と言ってくれた。あの一言は今も励みになっています。

 先生はNAR(地方競馬全国協会)の表彰式に袴を着てビシッと決めて出席したり、ダービーの時にはピンクのスーツを着て来たこともある。とにかく派手というか、カッコいい方でした。

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